六甲山ハイキング「須磨アルプス」

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山陽電車の須磨浦公園駅から鉢伏山に登ると、坂道の途中に展望台があります。展望台からは瀬戸内海の展望を楽しむことができ、西側には明石海峡大橋と淡路島を眺めることができます。

おらが茶屋の手前に設置してあるハイキングマップです。須磨浦公園から妙法寺までのコースが描かれています。この案内図の隣には、須磨浦公園から宝塚までの六甲全山縦走路の案内図もあります。

鉢伏山と栂尾山の間にある高倉団地です。もともと高倉山があった場所ですが、ポートアイランドを造成するために土砂を採取し、跡地を住宅団地として造成する神戸方式「山、海へ行く」の開発手法です。

高倉団地の向こう側に見えるのが栂尾山です。このあたりの開発の経緯については、神戸市のサイト「須磨ニュータウンの歴史」に詳しく書かれています。

栂尾山を超えて横尾山山頂を過ぎた辺りから、馬の背と呼ばれている風化した花崗岩の岩山が見えてきます。

花崗岩は「御影石」とも呼ばれ、武庫郡御影町がその名の由来で、神功皇后が澤之井という泉の水面に御姿を映し出したことが「御影」という名前の起源とされています。

馬の背の東側斜面には鉄製の階段が設置されています。六甲山の地質はそのほとんどが花崗岩から出来ていますが、六甲変動による破壊に加え、長い年月の風化作用によってマサ化した山の表面は、もろく崩れやすくなっています。

東山から横尾山方面の景色です。板宿方面からのアクセスが多いのでしょうか。横尾山の入り口に「名勝 馬の背」と書かれた標柱がありました。