八幡山ハイキング

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滋賀県近江八幡市の八幡山を散策してきました。

登山口の百々神社の横には、里山ハイキングガイドの皆さんが設置した、八幡山縦走コースの案内図があります。

山道に入ると先日の寒波で積もった雪がコース上に残っています。

この辺りでも50センチの積雪があったらしく、地元のボランティアの方に聞くと、これだけ積もったのは初めての経験とのことでした

雪道のハイキングが初めてのひまわりさんは、「こんなところを歩くのはじめて~♪(*^・^)ノ」とはしゃいでいます。

水郷展望台からの眺めです。案内をしていただいたのは、遊山トレッキングサービスのともちゃんです。

向かいの山の手前に見えるのは、琵琶湖の内湖では最大の面積を誇る「西の湖」です。西の湖の湖岸にある「よし笛ロード」ではバードウォッチングが、手前の中州が見える水郷では「おうみはちまん水郷めぐり」が楽しめます。

西の湖の展望を楽しんだ後は、再び山道へ。大きな石の横を通ります。

北虎の口展望台から見た比良山系の景色です。琵琶湖バレイのある蓬莱山頂も、うっすらと冠雪しています。

のろし展望台から見た八幡山の景色です。山上には瑞龍寺の屋根が見えます。

八幡山に向かう最後の登り坂です。

尾根道を歩いていると、時折木々の間から琵琶湖の景色が楽しめます。

最後の坂道を登りきり、無事八幡山に到着です。

八幡山頂から湖東平野の展望です。山並みの左手前に見えるのは安土城址のある安土山、その後ろに見えるのは鈴鹿山脈です。

西の丸からの眺めは、琵琶湖の向こうに比良山地や比叡醍醐山地の景色を一望できます。

今回歩いたコースは、平成17年より「滋賀県里山ハイキングガイド」の皆さんが、8名のメンバーで地図と磁石を片手に迷いながら縦走し、整備されたコースです。

京都府立大学の深町准教授と森林総合研究所の奥研究員の指導の下、集落とそれを取り巻く里山や農地、湿地等の里地里山の中心をなす二次林の整備や周辺の放置竹林の整備、子供たちの環境学習等を通じて生物多様性保全に取り組んでおられ、毎月第3木曜日には八幡山縦走路の整備をされています。

今回現地で出会い、案内して頂いた「八幡山の景観を良くする会」の村西氏に感謝すると共に、今後もこのような活動を通じて、理想的な里山保全活動が持続されることを願っています。


近江八幡市街地

下山後は、近江八幡のたねやさんで休憩、焼きたてのつぶら餅をいただきました。その後、向かいのクラブハリエで、名物のバームクーヘンなどのお土産を買って帰りました。


滋賀県里山ハイキングガイドの活動の優れているところは、「里山整備」と「まちづくり」をリンクさせているところです。多くの森林ボランティア団体は、その活動が里山に限られています。

「滋賀県里山ハイキングガイド」のホームページを見ると、市街地の案内や水郷めぐりの紹介など、その活動は豊臣秀次の八幡山城跡を中心に、近江八幡の歴史と景観全てに注がれているように感じます。

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