モデルコース
室生口大野駅 → 室生寺 (2時間15分 約6.2km)
大野寺
近鉄室生口大野駅から東海自然歩道を通って、女人高野で知られる室生寺まで散策してきました。
室生口大野駅から宇陀川沿いに歩いていると、役小角によって草創された大野寺がありました。
境内には、弥勒磨崖仏を拝むための遙拝所が設置されています。
阿弥陀菩薩遙拝所から宇陀川をはさんだ対岸にある、自然岩に刻まれた弥勒磨崖仏です。
室生路大橋
大野寺を出て東海自然歩道に向かいます。
R165に合流する手前で地図を確認しているところです。少しわかりにくいですが、県道28号線(吉野室生寺針線)を道なりに進むと、東海自然歩道の分岐Aに到着します。
宇陀市のホームページ:宇陀市のハイキングコースはこちらからご覧ください。
東海自然歩道
一ノ渡橋の手前、東海自然歩道の入り口には、今井から鳥見山までの案内図がありました。
東海自然歩道に入ってしばらく歩いていると、目の前に強烈な光の束が落ちてきます。
チンダル現象と呼ぶそうですが、こんなにはっきり見ることができたのは初めてです。
なんだか幸せな気持ちになりながら、東海自然歩道を歩いていきます。
さらに道なりに歩いていくと、石畳の古道が現れました。
少し開けた場所があったので、trangia のアルコールバーナーを使ってお湯を沸かします。
お茶をのみながら休憩!室生寺まで3.1kmの標識があります。
小型軽量のアルコールバーナーは、ちょっとしたハイキングのおともに最適です。
リュックにくくりつけたレジ袋(笑)みなさん、ごみは持ち帰りましょう!
慣れない石畳の道に苦労して、足元に気に注意しながらさらに歩いていると門森峠が見えてきました。
門森峠
門森峠に到着です。ここまで来ると一安心、無事に峠越えができました。
室生寺まで1.8kmの標識があります。
門森峠を下ると室生の集落が現れます。
室生山上公園
室生山上公園芸術の森の駐車場に設置された室生散策マップです。
室生山上公園を過ぎると集落が現れます。
どこか懐かしい里山の田園風景が広がっています。
室生の集落を下り、室生川を渡ると室生寺に到着です。
室生寺
前回の東海自然歩道のハイキングでは到着が夕方になってしまい、残念ながら拝観することができませんでしたので、改めて室生寺にお参りにいきました。
この日は時間に余裕があるので、境内をゆっくりと散策して回ります。
紅葉まっさかりで、鮮やかな紅葉に思わずカメラを向けてしまいます。
珍しい板葺きの屋根、柿葺(こけらぶき)かな。
平山郁夫氏推薦、長年奈良県文化財保存課で修復に携わってきた松田 敏行氏が語る、法隆寺、唐招提寺、室生寺……古都に息づく木の文化。
「軒反り」の壮麗さ、「垂木」の美しさ、「桧皮茸」の幽寂、室生寺五重塔や唐招提寺宝蔵、薬師寺東塔など、40年以上にわたって文化財の保存修理に携わってきた著者が、古寺に込められた日本人の悠久の智恵を語ります。
国宝室生寺金堂
室生寺の五重塔、シャクナゲまつりの時期にまた来たいです。
室生寺の黄葉、大きな銀杏の木があります。
室生寺の境内で見かけた鮮やかな金魚たち
こちらも鮮やかなもみじの紅葉。
最後は川沿いでみかけたススキです。