兵庫県宝塚市で典型的な「まち山」の特性を活かし、人と自然との共生を学ぶ場としてフィールドを整備。子どもたちの環境学習を実施しているコミュニティひばり環境部会のご紹介です。
東屋の設置
平成27年度の活動で建てられた東屋です。壁にはメンバーが撮影した写真や自作の資料が展示されています。
自然環境学習の手引きや、里山整備と生物多様性の関係、きずきの森の動植物や昆虫を紹介したポスターがあります。
「きずきの森カービング教室」で製作したツグミの彫刻です。
建物の入り口からは、活動地のようすを見守ることができます。
東屋の外壁や内装はメンバーの手作りで作られています。
小学生の環境学習
近隣小学校3年生の環境学習のようすです。
広場の草むらで見かけたムシヒキアブ、小型のハエなどの昆虫を食べるそうです。
キリギリスの仲間のヤブキリ。こちらはセミなど大型の昆虫も食べるそうです。
昆虫にくわしいスタッフの方に、きずきの森の代表的な春の虫を紹介してもらいます。
説明の後は、みんなで草むらに入り、昆虫観察を行いました。
きずきの森の入り口で見かけたオオヒカゲです。(兵庫県レッドデータAランク)
こちらはツバメシジミです。うしろ翅のオレンジ色の模様と、尾状突起が特徴です。
まだ翅が生えていない、ショウリョウバッタの幼虫です。
ヒメジョオンの花には、ヒメウラナミジャノメが止まっていました。
こちらのグループは、イタドリの茎で草笛を作っています。
草原にはツユクサが咲いていました。
これはフタモンアシナガバチです。
カノコガも見ることができました。
最後は東屋の前に集合して環境学習は終了です。