霧氷バスで有名な三峰山に行ってきました。三重県側のゆりわれ登山口から取り付き、登山口~八丁平~三峰山の往路を戻るコースです。
登山口からしばらく続く杉林を過ぎると、リョウブやヒメシャラが群生する二次林が現れます。
この日は上空の雲の流れが速く、吹雪が吹いたと思ったら晴れ間が出たりと、めまぐるしく天気が変わります。
つかの間の青空に雪化粧のヒメシャラが映えます。その姿は太陽に向かって両手を広げ、背伸びをしながら微笑んでいるようです。
山頂に近づくにつれ、尾根筋に再び雪が降りはじめました。
アセビの群生地を抜け、急に目の前の景色が開けたと思ったら八丁平に到着です。結構な吹雪で、あたりは一面の雪景色です。
八丁平の道標前に到着。案内して頂いたのは、前回に引き続き遊山トレッキングサービスのMr.Dash & ともちゃんです。
八丁平から少し歩くと、三峰山の山頂です。生憎の吹雪で山頂からの展望は全くありませんでした。
三峰山頂から八丁平への帰り道、一瞬の晴れ間が現れました。木の枝には2センチ程度に成長した霧氷が付着しています。
標高が下がるにつれ天候が回復、太陽が顔を覗かせてくれました。
少しずつ見通しが利くようになり、遠くに山影が見えています。
最後は向かいの山並みに見送られ、雪の三峰山を後にしました。