黒田電気の森

数百年前から続く茶道用高級炭、菊炭の産地である川西市黒川地区の里山で、 ヒノキ人工林の間伐・エドヒガン・クヌギ林などの整備・植樹・生物保全運動を通じて、 社員とその家族、地域住民との交流、環境教育などを行っている「黒田電機の森」のご紹介です。

森林整備活動

この日の作業は下草刈りです。

前日の雨の影響もなく、程よいうす曇りの中で作業開始です。

こちらは作業エリアの北側の部分です。この辺りはシダが群生しています。

足元に気を付けて、活動エリアの斜面下部分から少しずつ作業を進めていきます。

草むらで見かけたコバネイナゴです。イナゴの佃煮が有名ですが、ひと昔前までは農家の害虫対策を兼ねた貴重なタンパク源として、乾煎りや炭焼きにして食用にされていたイナゴです。

小さなササの葉のような姿で、草むらに隠れているのはオンブバッタです。

こちらはツチイナゴ。子供のころ乾煎りにして食べましたが、あまり味がなかった記憶があります。

この日の参加者は53名、今年は10月になっても蒸し暑い日が続くので、無理せずに作業を進めます。

作業開始からそろそろ1時間、だんだんと高い場所に移動していきます。

作業エリアの斜面ではサルノコシカケを見かけました。木材中のリグニンを分解する能力をもつ白色腐朽菌の仲間です。

こちらは木材中のセルロースやヘミセルロースを分解する能力を持つ褐色腐朽菌に分解された倒木です。木質繊維が分解され、縦横にクラックが入っているようすがわかります。

そろそろ作業終了です。ずいぶんと高いところまで作業を進めることができました。

これは茎に鋭い棘をもつ、サルトリイバラの葉っぱです。春には黄色くてかわいい花をつけます。また、端午の節句の柏餅を「いばら餅」として、サルトリイバラの葉で代用する地域もあります。

作業後の活動エリアのようすです。すっかりきれいになりました。

里山風景

活動終了後、黒川公民館に向かう水路の脇にはツユクサの花が咲いていました。

すぐ近くの草むらにはナナホシテントウムシがいっぱい集まっています。

ツユクサの間には、かわいいピンクのイヌタデが顔を覗かせています。

知明湖キャンプ場から能勢電鉄の妙見口駅に向かう道沿いで見かけた、真っ赤なナツアカネのオスです。

黒川ダリア園の近くで見かけた、色鮮やかなツマグロヒョウモンのメスです。

同じく妙見口駅に向かう農道の脇で見かけたマユタテアカネのオスです。わずかな時間にこれだけの出会いがある黒川町は、まさに昆虫の宝庫です。

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