川西市黒川地区で「豊な自然を未来につなげる」ことを目標に、里山の生物多様性および地域文化の保全に向けた森づくり活動を行っている「チュチュアンナの森」の紹介です。
この日の活動エリアには、鹿柵ネットに掛かった鹿の骨がありました。このような動物の遺体は、小動物や昆虫、菌類、細菌によって分解され、やがて土に返ります。
活動エリア内への実生による樹木の侵入を防ぐため、植栽木以外の樹木の除伐を行っています。
樹木が密集したエリアでは、伐採した木が周りの樹木の枝に引っかからないように、伐倒方向を確かめながら作業を進めています。
鋸を使った作業にも慣れ、リラックスした表情で玉切りに挑戦です。
こちらは伐採した木の枝を、剪定鋏で整理しています。
ひょうご森の倶楽部のスタッフが、枯葉が土に返る過程を丁寧に説明しています。また植物は食物であるとして、昔から衣(繊維)食(山菜や木の実)住(木材)のように、人々の暮らしは植物によって支えられてきたというお話をされていました。
ハイキング道を塞いでいる大きな樹木を伐採しています。受け口を入れ、安全のために1cm程度のツルを残した状態の追い口を入れた後、ゆっくりと木の幹を押し倒していきます。
上手に狙った方向へ倒すことができました。倒れた木は、みんなで枝打ちしていきます。
ここ数日、朝夕がめっきり涼しくなり、フィールドでは沢山の赤とんぼを見かけました。
活動エリアのすぐ近くには栗畑があり、沢山の栗が実っていました。